MISOJI RIOT 2019 特別対談⑥ バンド紹介その5

MISOJI RIOT 2019 出演者紹介その⑤

MISOJI CALLINGから恒例の主催者による出演バンド紹介の第5弾!!開催までもあとあわずか!!泣いても笑ってもこれが最後の出演者紹介です!!この対談記事を読んでイベントに遊びにきてMISOJI RIOTを10倍楽しんで!!

古迫(craft rhythm temple)/ 藤村(waybee)/ 倉坂(The denkibran)/天の声の人 対談収録(2019/04/07)

Puskás

倉坂(The denkibran) 「Puskás!」

― Puskás は…、ちょっと面白い出演の決まり方をしましたよね!

倉坂 「はい」

― MISOJI RIOTの打ち合わせをknaveの事務所を借りてしてた日に…、たまたまknaveに出てたんですよね!で、倉坂さんはイベントの主催者だったのでホールでライブを見ていて…

藤村(waybee) 「うん、うん」

― knaveの事務所で、ライブの音だけを聴いてたんですが…”え?何これ?この人、めっちゃかっこよくない!?”と、3人ともなりまして(笑)

古迫(craft rhythm temple) 「なりましたよね!かっこいいー!!って」

― 全員で打ち合わせをやめて、みんなでライブが映ってるモニターを”かっこいい!”って言いながら見てて…(笑)

古迫 「で、ライブが終わり、倉坂さんが事務所に戻ってきたら…」

倉坂 「めちゃくちゃかっこよかったからMISOJI RIOTに声かけていい?…みたいな(笑)」

― うん!いきましょう!声かけましょう!!って!(笑)

藤村 「そんな経緯です…!」

古迫 「これは…ライブ見たいですよね!見てほしい!!」

― これは…ライブは一人で演るんですか?

倉坂 「一人で!!で、使ってる楽器はアコースティックギターだけで…」

― ルーパー?ループマシン?みたいなのを、かまして…?

倉坂 「うん。ただ、よく最近あるギターエフェクターのルーパーを使ってやってる…Ed Sheeran的なやつじゃなくて、あらかじめ仕込んでたりするLOOPをライブ中に再構築していくというか…、ステージでギターと足元だけでバックトラックを作りながら…」

― じゃ、同期ものを流してるわけじゃなくて、その場でルーパーを使って、アレンジを再現していってる…みたいな?

倉坂 「うん。そんな感じと思う!」

― それって、かなり高度なことやってるんじゃ?

倉坂 「うん、うん!ライブ用のセッティングも聞いたけど…かなり、ややこしかった(笑)!!」

― 見た目はアコギだけなのに…(笑)

倉坂 「笑 うん。”アコースティックソロシンガーを見に行く”って感じよりも、横に揺れに行く…踊りにいく…って感覚で見に行く方が正解かも!!」

― DJイベントとかでも全然出れる感じですもんね!

倉坂 「うん!そっちの方が似合う気がする!僕的には知らない人にこそ、このPuskásと弱虫倶楽部で踊りに行って!っていうのが今年のMISOJI RIOTの目玉です!」

― DJイベントをオーガナイズしてるような人にも見に行って欲しいですよね!かっこいいから…!

藤村 「これは、ヤバイっすよね…!」

倉坂 「今回、MISOJI RIOTに来る人は…Puskásをたぶん知らない人が多いと思うんですよね…」

― うん。界隈が違うから…ほとんど知らない気がしますよね。現状、MISOJI界隈というか…このイベントの界隈の中では、今年の出演者で一番知名度はないかもしれない

倉坂 「うん。あくまで”僕ら界隈”の話ですけど、たしかに」

― もちろん東京とか…全国規模の話になったら別とは思うんですけど

倉坂 「うん」

― これ…ライブを見てもらったら、何年か前のCHAIの時にみたいになりそうな…

古迫 「うん!なるんじゃないですかね!!」

倉坂 「うん!」

― お客さんに限らず…、演者が見て、”わ!この人をイベントに呼びたい!”ってなるんじゃないですかね?

倉坂 「うん!なって欲しいですね!!初見の人にはけっこう衝撃を与えられる気がする!」

古迫 「これは本当に見てほしいですよね!」

― Puskásの出順がスーパーノアの前…っていう意味をね?勘のいい人には気づいてほしい!

古迫 「トクマルシューゴみたいな…ね、イメージも…」

― ああ!トクマルさんの感じするかも!

倉坂 「今のうちに見てほしいアーティストです!!」

― 本当に見てほしい!僕らも楽しみなんで!!!!!

コロコロボンボンズ

― コロコロボンボンズ!

倉坂 「はい!サイケデリック西岡…(笑) 楽しんでいこうや西岡ひきいる!コロコロボンボンズ!!」

― コロコロボンボンズは二回目の出演ですね

倉坂 「うん。二年目に出てくれたのかな?…で、今回、出演をお願いした理由もちゃんとありまして」

― はい

倉坂 「メンバーが変わってるんですよね。ギタリストが…。で、ギターが変わってから別ものぐらい良くなってて!!」

― へー!!!!元々…西岡さんの個性が出まくってるイメージのあるバンドなんですが…(笑)

倉坂 「うん。そう!西岡くん濃いでしょ(笑)!?で、Bassの坂東もなんやかんや濃いし。で、そこに濃いギターがいてたから…(笑) めちゃくちゃ良いバンドだけど、正直とっちらかってる印象はあったんですよね」

― 元々…ちょっとロックンロールなギター…みたいなイメージはありました

倉坂 「うん。曲めちゃくちゃ良いし、キャラも良いけど…まとめるの難しいバンドだな…なんて偉そうに思ってたんですけど」

― はい

倉坂 「新しく入ったギターのマポ君が、その個性を見事にまとめあげてくれまして(笑)!今までのコロコロボンボンズにない感じで…、ちゃんと上手くて、けっこうカッチリ弾くんですよね。ちょっとハードロック/ヘヴィメタル的なうまさというか…」

― メタルなんですか(笑)!?

倉坂 「こう…ギターが堅実にリズムキープをしてくれるんですよね!…で、ベースとドラム暴れろ!みたいな」

古迫 「へー!!!」

倉坂 「だから、アンサンブルの種類的には、The WHO みたいなまとまりかたをしてて(笑)!

― はいはい!!

倉坂 「すげーかっこいいの!」

古迫 「なるほど!」

倉坂 「”あ!こいつらをまとめるのは、ヘヴィメタルギターだったんだ!”みたいな(笑)!」

― ギターは…hideモデルですよね?

倉坂 「うんうん!メタル…っていうか、X JAPANが好きって言ってたような気はする!たしか!」

― なるほど(笑)!

倉坂 「たぶん…、間違ってたらごめん(笑)」

― 笑

倉坂 「スイッチが入ってライブ中に多少暴れたり…暴走してもちゃんと戻ってこれるようになったというか。で、ギターが雰囲気物じゃなくてちゃんと上手いから。前のコロコロボンボンズのイメージしかない人は…、新しい彼らを見てほしいな!って」

― たしかに、このMVの感じ…曲調も変わりました?

倉坂 「いや、こういう感じの歌メロの立つ良い曲は、ぜんぜん前からやってるよ。そういうイメージあんまりないかもだけど…。西岡くんなんやかんやですごくポップな人だから…!」

― これ、撮影…寒かったやろうな(笑)

一同 笑

古迫 「だいぶイメージかわりましたね!」

倉坂 「どうなんだろ…」

― この曲は特に…って感じですか?

倉坂 「俺は元々西岡は “こういう良い曲を作る人”ってイメージは元からあるからなぁ…」

― 僕はこういうイメージそんなになかったですね!

古迫 「うん。僕もなかった!」

― これ、すごく良い曲ですね!

倉坂 「うん。西岡は基本、”曲が良い人”ですよ。他の部分が濃いから(笑)ソングライター的には過小評価されてる印象」

古迫 「僕、西岡君が前にやってた…ワニのいる生活もすごく好きで…」

倉坂 「うんうん!なつかしい!」

古迫 「わー!!ってライブしてるけど、曲良かったじゃないですか?」

倉坂 「そうそう!ずっと曲が良い人。あと、DJ後藤まりこ コロコロボンボンズ…の、ベアーズ先輩後輩対決…的な」

― え?そこ、そんな意識あるんですか(笑)?

倉坂 「え?どうやろ…、俺は勝手にすごく意識してるんですが(笑)!」

― 今年のタイムテーブル的にはベランパレードと並んでて…、この2バンドもつながってもらえたら嬉しいなと思ってます

倉坂 「うん!あそこ良い流れよね!というわけで、新ギタリストに注目してもらいつつ、今のコロコロボンボンズを見てほしいです!!」

スーパーノア

― スーパーノア!

倉坂 「関西の宝ですね」

古迫 「2年連続出演ですね!」

― 去年も最高でしたからね

古迫 「本当に良いバンドですよね!」

藤村 「良いですよねぇ~」

― 本当に!

古迫 「去年、スーパーノアに出てもらって。僕的にはすごく…大物ゲストに出てもらった!ぐらいの感覚だったんですよね。だから、1年出てもらって、ありがとうございました!ぐらいの気持ちだったんです」

― うん、うん

古迫 「MISOJI RIOTの後ぐらいに…、広島でcraft rhythm templeが、スーパーノアと対バンしたんですね」

倉坂 「してたね」

古迫 「その時に、MISOJI RIOT ありがとうございました!って話をしたら、”来年もよろしくお願いしますね”って普通に言われて(笑)」

― おお!スーパーゲストに(笑)?

古迫 「本当に、MISOJI RIOTは楽しかった!って言ってもらえて」

― ちょっと前に出た新譜がめちゃくちゃ良かったじゃないですか?あれは…もう何回でも聞ける!

古迫 「今また…すごく評価もされてますよね?」

倉坂 「うん。もう一回、ちゃんと応援しないと!って空気感いいですよね。あの…くるりのファンファンがスーパーノアへの愛を語ったりモーモールルギャバンのヤジマが語ったり…てあの特集も良かったですよね!」

― あれ、良い連載でしたよね!愛があふれてた…!

古迫 「こういうバンドがオリコンのチャートとかに入ったら面白いのにな…って」

倉坂 「オリコンなんや(笑)?」

― 今どき、オリコン(笑)?

古迫 「え、オリコンじゃないんですか(笑)?」

倉坂 「スーパーノアであり得るとしたら…、ストリーミング系のサイトでプレイリイストとかからチャートに入ったり…とか?」

― くるりとZeppで2マンしてほしい!

倉坂 「アリよね!」

古迫 「京都音博とか出てほしい!京都でやってほしいなー!!」

― バンドマンはみんな好きになるんじゃないかな?昔は…もうちょっと轟音のイメージだったんですけど、最近は音数も良い感じに絞って…良さが増してますよね!

古迫 「今の感じすごく良いですよね!」

― 色んな人生、経緯を経てこんな感じになってきたんだろうな…ってのが見えて良いなぁ…って

古迫 「ゆうき君じゃないけど…普通に、広島で対バンの時に緊張しました!」

藤村 笑

古迫 「うわ!スーパーノアがいてる!って(笑)」

― 昔から…7~8年前からずっと好きなんですけど…、好きすぎて、メンバーとしゃべりたくないなって(笑)

古迫 「ちょっと遠いとこにいてほしいような気持ちはわかる(笑)」

― 去年出てもらって、Bassの人とちょっとだけしゃべるようになり…(笑)

倉坂 「じゃ、これを機にもっと仲良くなって…(笑)」

HELLO,SADNESS

― HELLO,SADNESS!…これは前身バンドの話は大丈夫んなんですかね?

倉坂 「大丈夫でしょ!」

古迫 「The Calendar of Happy Daysの話?」

― これ、ふと気づいたんですけど…ナードマグネット須田くんと、The Calendar of Happy Daysと、レベル27のオオタ君と…って出てたら、何年か前のコンピの…

倉坂 「うん、”penかapple“!」

― あれの再現みたいになってますね。余談ですけど…

古迫 「本当ですね!」

― あの頃から…曲の良いバンドでしたよね?

倉坂 「やっぱ曲書きとしては…すごい。良いですよね!」

古迫 「うん。曲、ずっと良いですよ!昔から…」

― ですよね

古迫 「彼らとはほぼ同期…みたいな感覚なんですよね。歳も一緒だし、craft rhythm templeが活動しだした頃…どこに言っても対バンで…(笑)」

― はい

古迫 「で、お互い活動しだして、1年です~2年です~みたいな感じだったので。実はその頃からなので、付き合いは古いんですよね」

藤村 「へー」

古迫 「これ…、本人的に言われて嬉しいのかわからないけど…、昔でいう鬱ロックというかSyrup16gとか好きな人は好きなんじゃないかな?…と。その頃のお客さんは、そんな感じの人が多かったですね」

― 今の方が…その頃より、外向きの印象もありますよね?

古迫 「うん。その頃はもっと暗い感じというか、とっつきにくい感じもあったんですけど…」

― はい

古迫 「年1ぐらいでVoテラマエ君と飲みに行くんですけど…、天然なんですよ(笑)」

一同 笑

古迫 「面白いヤツやなーって(笑)」

倉坂 「うん。会話のキャッチボールができなくて、面白いよね(笑)」

古迫 「で、飲みには行くんですけど、なかなかタイミングあわなくてライブを見に行けてなかったので…呼んじゃえ!って」

倉坂 「最近、ライブを見る機会も多いけど、ライブやっぱ良いけどねぇ~」

― かっこいいですよね

倉坂 「浪速のDeath Cab for Cutie …」

― なるほど(笑)

倉坂 「こう…曲を聴いてて改めて思うけど、もうちょっと知名度というか人気あっても良いバンドな気はします」

― うん。言い方、失礼になりますけど、なんでこんなに人気ないんだろう(笑)?

古迫 「天然やから違いますかね(笑)?いつ会っても…”売れたい”とは言ってますよ?」

― あ、そういう感じなんですね。そういうとこに興味ないのかと思ってた…

倉坂 「僕的には…RADIOHEADが2枚目のBendsを出して…、3枚目のOK Computerを出さずに、”もう1回、1枚目のPablo Honeyをやってみようや!”みたいな事をトリオでやってるバンド」

ー 笑

一同 笑

ー なぜ、OKコンピューターに行かずに、1stに戻る(笑)?

倉坂 「え?アレンジの間の作り方とか、っぽくない?」

ー スーパーノアからの流れで聴いてますけど、どっちのバンドも名曲感あって、良い感じですね

古迫 「うん。本当にね、数少ない…同期の生き残りなんで、がんばって欲しいバンドです!!」

ムノーノ=モーゼス

― ムノーノ=モーゼス!もともと神戸の方のバンドで…

倉坂 「ムノーノ=モーゼス!あの…前からみんな”良い!”って言ってて、名前や曲は知ってはいたのですが、恥ずかしながら、最近やっとライブを見れまして」

― あ、この前のズカイのイベントですよね?ズカイとベランダと、ムノーノ=モーゼスの3マン

倉坂 「そうそう!!めっちゃ良かった!」

― 良いバンドですよね!

倉坂 「で、パンゲアに行った時に、中井さんに”いまさらですけど、ムノーノ=モーゼスめっちゃ良いですね!”みたいに話して”え?いま?”みたいな(笑)」

― それ、本当にいまさら感ありますね(笑) Vo若月くんの音楽性がしぶい…というか。昔の…それこそCITY POPみたいな頃の日本の音楽が好きみたいで…

倉坂 「ガチCITY POPっていうと…伊藤銀次さんとか?」

― うんうん!歌謡曲要素もあるじゃないですか?この曲とか…特に。妙に…癖になる感じありますよね!!

古迫 「僕…、ぜんぜん知らなかったんですけど。今年のMISOJI RIOTで、一番ライブを見たいかもですね!」

倉坂 「へー!!ライブ、良かったよー!」

古迫 「waybeeも関わりはなし?」

藤村 「はい。でも…これ聞いて、めっちゃファンになりました…」

一同 笑

藤村 「僕も見たいです!」

倉坂 「前もknaveに出てもらった時、ほとんどしゃべってないので…、しゃべってみたい!」

古迫 「Bassはいてないんですか?」

― 今は…Bassはサポートですかね

古迫 「Bass、弾いてみたいですね!」

― え?そっち(笑)!?

古迫 「はい!(笑)」

倉坂 「この曲の感じ…たしかにcraft rhythm templeの雰囲気も合いそうよね」

― 若月くんは良い弟分感があるのでけっこう仲良くなりやすいと思う(笑)!すごくコミュ力高いです。王将で…Easycomeのちーかま と 若月と飲んだことあるんだけど、二人ともすぐに仲良くなってた(笑)

古迫 「これ、タイムテーブル的に、ぼく…見れますかね?かぶってます?」

― いや、ギリギリかぶってないと思う!

古迫 「じゃ、The denkibran終わってすぐにダッシュしたら…」

倉坂 「古迫さんのかわりに、みなさん見てあげてください(笑)!!」

― ムノーノ=モーゼスはサーキットイベントなんかにも今やいっぱい出てますし…、MISOJI RIOT的には今年出てもらえて本当にありがたい!とこですよ。古迫くんも途中からは見れるはず(笑)!

さかもとたかはる

倉坂 「さかもとたかはる!」

― さかもとたかはる

倉坂 「えっとね…”知ってる人は知っている”!”知らない人は誰も知らない”…そんな…」

― そりゃ、そうでしょ(笑)!

倉坂 「この熊みたいなおじさんとの出会いは…」

― うん。存在感ありますよね

倉坂 「某アイドルイベントの時にね…、なぜかアイドルに混ざって一人だけ弾き語りの男が出演していたんです(笑)」

― アイドルイベントにさかもとさんが出てたんですか(笑)!?

藤村 笑

古迫 「なんで(笑)!?」

倉坂 「持ち込みのイベントだったので…詳細は知らない(笑)。で、さかもとさんが”友達になってください!”って言ってきたので、”いいですよ!”って(笑)。そこからのお付き合いですね…」

― 笑

倉坂 「一応、今回、出演をお願いした理由はちゃんとございまして。元々曲はめちゃくちゃ良い…」

― はい

倉坂 「声もすごく良い!!」

― はい。声すごく良いですよね

倉坂 「ただ一時期…、ライブで”変なことをしなきゃ”みたいな、ダイブしてみたり、暴れてみたり…みたいな方向性…変にずっと迷走してた印象で」

― はい

倉坂 「曲いいんだし、普通にやれば、それだけでかっこいいのになぁ…とずっと思ってたんですけど」

― はい、はい

倉坂 「曲のキー設定もけっこう高めに設定してて、サビを叫んで歌うから、メロディもよくわからない…みたいな、”やかましいだけの人” みたいに思われちゃってるんだろうな…、もったいないなぁ…とずっと思ってて。本人にも口酸っぱくずっと言ってはいたんですけど」

― 熱い人!みたいなイメージはありますね

倉坂 「押すだけじゃなくて、もっと引いてみたり。優しい部分をライブで作るだけで、この人の良さがもっとわかってもらえるのになぁ…って。本人にはずっと言ってたんですが」

― はい

倉坂 「で、ある日ね…」

― 覚醒したんですか?

倉坂 「うん!え?今までなんだったの!?ってぐらい良くなってて(笑)。そんなに優しく歌えたの!?え!!キー下げたの!?みたいな…」

― 表現方法を学んだんですかね?

倉坂 「もう、別ものぐらいよくなってて!」

― いつ頃から弾き語りやってるんですかね?

倉坂 「う~ん、どうなんだろ?そんな昔から…ってわけでもない気はする。曲だけはずっと家で作ってたとは思うけど」

― 人前ではやってなかったんですかね?

倉坂 「たぶん。で、古いの中心ではあるけど実は音楽もすごく詳しくて。さっきのムノーノ=モーゼスのCITY POPの話じゃないですけど、”この曲は大滝詠一の感じで…”とかそんな話もけっこうできる人なんで」

― はい

倉坂 「僕は世代もおんなじなんでOASISとかビートルズの話もよくしますし」

― コベントガーデンの一発目ですよね?これ…、Bacon、さかもとたかはる から始まるイベントって考えたら、やっぱりMISOJI RIOTって平均年齢かなり高めのイベントですよね(笑)

古迫 「濃い(笑)」

― 40代からはじめる、MISOJI イベントって、どういうことなんだろう(笑)

一同 笑

倉坂 「まぁ、僕も40なんで(笑) こう…優しい男の歌が聴けると思うのでね…!」

古迫 「ピュアな感じはしますよね」

― Baconのこうど君とは違うタイプのピュアなおっさん感はありますよね(笑)

倉坂 「うん。さかもとさんはガラスのハートなんで…(笑)」

藤村 笑

倉坂 「さかもとたかはる を知らない人に見てほしい!てのもあるのですが、”さかもとはたかるってワーワー騒いでるだけのうるさいおっさんやろ!?”って思ってる人にこそ見てほしい。最近の彼は本当に別ものぐらい変わったので!」

― …それ、けっこうハードル上げちゃってますけど、大丈夫ですか(笑)!

倉坂 「大丈夫!それぐらい良くなってるからこそ、出演をおねがいしたので!」

― おー!なるほど!では、最初にさかもとさんからはじめる…ってのも面白そうですね

倉坂 「はい!!!!」

― 楽しみですね!!

ASAYAKE01


倉坂 「ASAYAKE01」

― …ASAYAKE01が出演する経緯が…ちょっとややこしいんですけど

藤村 「はい」

― ナードマグネット須田くんから電話がかかってきて」

倉坂 「はい」

― ASAYAKE01から「MISOJIってやつに出してほしい」と須田くんにお願いがいったらしく。須田くんはすでに主催者じゃないのに(笑)

一同 笑

― それぐらい浮世離れしてるとこはあるのですが…(笑) ちょうど新譜も出たタイミングだったし

古迫 「はい」

― 独特の世界観のある…大阪の奇才ですよね

倉坂 「扇町のカリスマですよね」

― craft rhythm templeもwaybeeも絡みはないよね?

古迫 「そうですね」

― 僕も、昔はよくライブも見てたんですけどね…昔は、バット奏法とか言ってバットでギターを弾いたり…

倉坂 「ASAYAKE01は須田くん枠ですよね」

― そうですね。ASAYAKEさんは今回は完全に須田枠だと思います!

倉坂 「須田君にも直接言ったしね。たぶん俺らだけじゃ、ASAYAKE01を推しきれないから、須田くんプッシュしてって!」

― はい

倉坂 「て言ったら須田くんも”あんな天才が売れてないのおかしいですよ!”って言ってたし」

― ASAYAKE01はライブすごく良いですよ。すごく説得力もありますし!このイベントを機会に色々とつながってもらえたら嬉しいですね…!

倉坂 「新曲も出たしね、このタイミングだからこそ!」

― 須田くんが主催者だった頃から、呼びたい!とは言ってましたしね

倉坂 「そういう意味では満を持しての登場なのかもですね!」

The SHEEPS

↑最近、新しく録音したちゃんとした方


↑最初の古いdemo音源で作ったMV

― The SHEEPS!!

倉坂 「MISOJI~初のオープニングアクト制度を導入してみました」

― オープニグアクト…と言いつつ、Baconの方が時間は早いんですけどね(笑)

古迫 「そこは…おじさんからはじまる方がMISOJI RIOTらしいってことで (笑)」

― 大学生?

倉坂 「学生じゃない子もメンバーにはいるんですけど…。そうですね。ぼく、関大の学祭のオーディションイベントで審査員をやらせてもらったんですけど…そのオーディションで優勝したバンドです」

― そこではじめて知った感じですよね?K.U. ROCK FEVER?

倉坂 「うん。その時はね、オリジナル曲がこれしかなくて、他はASIAN KUNG-FU GENERATIONとかELLEGARDENのコピーだったんですけど」

― アジカン、エルレなんですね?イメージ違いますね?

倉坂 「うん。本人達的にはね、たぶん、”このMVの曲だけじゃないねん!”みたいな気持ちはあると思う」

― でもこの曲…タワレコでかかったりしてましたよね?

倉坂 「その辺りは、はじめたてのバンドなんで、こう…まだ方向性も定まりきってない頃の曲ってことで…(笑)。でも、これすごく良い曲ですけどね!」

― そうですね。たぶん、この曲しかみんな知らないですもんね(笑)

倉坂 「バンド的には…正直、まだまだこれからのバンドだと思うんですけど。こういうタイミングで、こういうバンドが出たら、どうなるのかな?っていうのを俺が見てみたかった」

― はい

倉坂 「この年齢だから…、このタイミングだからこそできるライブっていうのをしてくれるんじゃないかな?と思って、無理を言ってお願いしました」

― どんな感じになるのか…正直わからないですが…

倉坂 「はい。あのね…、ソラニンのワンシーンみたいなライブをしてくれるんじゃないかな…あの種田君が学生最後にやったライブのシーンわかります?」

一同 はい、はい

倉坂 「あのエモさがある(笑)!」


↑ソラニンのこのシーン

― これ…本人達がこの記事を読んじゃったら、ハードル上がりません(笑)!?

藤村 「おお!!ってなりましたね(笑)」

古迫 「じゃそのイメージで見ますね (笑)」

倉坂 「この年齢でしかできないライブをね。僕が前みたライブの時はMCで”これから就活しないとダメなんです”って言った後にやった曲が ”I Wanna Be ROCK STAR” みたいな曲で(笑)」

藤村 「おお!(笑)」

倉坂 「その…矛盾した感じがたまらなかった(笑)」

― 本当の意味で…、倉坂さんの推したい若手になるんですかね?

倉坂 「そうかもですね!」

― そう考えたら、バウンダリーってすごいな(笑)

一同 笑

倉坂 「バウンダリーは姐さんなんで(笑)」

― バウンダリーはおない年ぐらいですかね…

倉坂 「たぶん!…というわけで、まだまだ初々しいThe SHEEPSを見てほしいです!!」

最後に

倉坂 「では、最後に…!今年はどうですか?みなさん!?」

― ふりかた…雑(笑)!!

一同 笑

The denkibran

― 1バンドずつ…意気込みを語って終わりにしましょうか?まずはThe denkibranから

倉坂 「はい!今年はね、出番が早いのでね。楽できるかな…。パッとやってパッとスタッフに戻って。はい」

― はい

倉坂 「楽できそうです!!」

― え?それ…意気込みとして弱くないですか(笑)!

倉坂 「だって、別にどんな時にライブしても、おれら、かっこいいもん!!」

― 笑

倉坂 「別にかわらないから。うん。がんばります!!!!」

craft rhythm temple

― じゃ、craft rhythm temple

古迫 「とりあえず、僕は今年も2ステージなのでがんばります!」

― 個人としては

古迫 「はい。で、10年ぐらいこのバンドやってますけど…、今が音楽をやってて一番楽しいんですよ!たぶん…休んで肩の力が抜けたんですよね」

― はい

古迫 「一番、自然体で…。”MISOJI RIOTでどでかい花火を打ち上げるぞ!” ってより、”こんな人生も悪くないでしょ?”みたいな」

― お、大人の余裕

古迫 「はい。そういう感じを見て、楽しんでもらえたら。明日への活力にしてもらえたら」

― 明日への活力(笑)

古迫 「がんばります!」

waybee


― では最後に…、今年のトリの…

倉坂 「で、バンドも10周年の!」

― waybee!

藤村 「はい!!去年はバタバタしててあんまり他のバンドを見れなかったので、頭から最後まで思いっきりたのしもうかと思ってます!」

― はい

藤村 「知らないかっこいいバンドもたくさんいてるので、楽しみですね!僕ら…今回で…」

― ライブもちょっとお休みするんですよね?

藤村 「はい。10年の集大成みたいな感じ思いっきりやれたらいいですね!…悔いのないように!」

倉坂 「緊張は?」

藤村 「緊張は…してます!」

一同 笑

古迫 「今も緊張してる?」

藤村 「今もしてます(笑)!」

一同 笑

― 緊張するの早いな(笑)!!

倉坂 「イベントとしては初心に戻っての5年目ですが!」

― はい。今年はなんだか…1年目感がすごいですよね

古迫 「がんばりましょう!」

一同 えいえい!おー!!!

― 毎年やってますけど、この”えいえい、おー!”ってヤツいります(笑)?

最後の出演者紹介は Puskás / コロコロボンボンズ / スーパーノア / HELLO,SADNESS / ムノーノ=モーゼス / さかもとたかはる / ASAYAKE01 / The SHEEPS の8組を紹介。そして主催バンドの意気込みも。さあ、泣いても笑ってもあとは当日を残すのみ!中の人も文字お越しがんばりました。やっぱりwaybeeの藤村君は緊張しすぎ(笑)!当日、大阪の南堀江でお会いしましょう!!待ってます!!

MISOJI RIOT 2019

開催日 :2019年4月20日(土)
開催地 :南堀江knave / SOCORE FACTORY / 北堀江club vijon / 堀江 Covent Garden
時間 :開場開演11:30/12:00
前売 :3,500円(ドリンク代600円別途必要)

【一般発売】
●e+ 購入はこちらから
●ローソン (L:53068)
●チケットぴあ (P:141-714)

各出演バンドの手売りで発売中

※チケットの取り置きはできませんのでご注意ください

※チケットでの会場への入場は出来ません。前売りチケットを事前にパスに引き換えてからの会場入場になります(※リストバンド引き換えは10:30より南堀江knave 1Fにて)

■ The denkibran / waybee / craft rhythm temple / ArtTheaterGuild / オトエスト / シンガロンパレード / SonoSheet / Transit My Youth /Bacon / モケーレムベンベ / 私の思い出 / COSMOS /スキッツォイドマン /ゼローネ /DJ後藤まりこ /THIS IS JAPAN /the paddles /ベランパレード /みそっかす /みるきーうぇい/LAZYgunsBRISKY(アコースティック) /レベル27 (アコースティック) /さよなら三角(村上友哉) /寺澤ちゃん /浅野毅 /須田亮太(ナードマグネット)/弱虫倶楽部/くすり/バウンダリー/meh meh white sheeps/Puskás/コロコロボンボンズ/スーパーノア/HELLO,SADNESS/ムノーノ=モーゼス/さかもとたかはる/ASAYAKE01/篠山浩生(THURSDAY’S YOUTH)/はるきちとマイケル (from みそっかす)/(O.A) The SHEEPS

主催/企画/制作
The denkibran / waybeecraft rhythm temple

協賛
■西尾王将会

招聘
■MISOJI RIOT 実行委員会

問い合わせ/窓口
■倉坂直樹(The denkibran / 南堀江knave)
kurasaka@knave.co.jp

Sponsored Links
スポンサーリンク




スポンサーリンク




Share

  • Add this entry to Hatena Bookmark

Follow Me